【新唐人2013年10月11日付ニュース】一審判決で無期懲役を言い渡された薄熙来元重慶市書記の控訴を現地の裁判所が受理しました。9日、中国当局は薄熙来が一審判決に不服とし、控訴したことを発表しました。一方、薄熙来事件の被害者は、控訴は中国共産党が演じているもう1つの茶番劇で、薄熙来は直ちに死刑にすべきだと訴えています。
山東省高等裁判所は9日、薄熙来が一審判決に不服とし、山東省済南市中級人民法院を通じて控訴状を提出し、審査の結果受理したと公式サイトから発表しました。
薄熙来事件の被害者で、残酷な拷問を受けた武漢の商人・徐崇陽(じょすうよう)さんは、薄熙来裁判は始めから控訴に至るまで、すべてが茶番劇であると述べます。
薄熙来事件の被害者 徐崇陽さん
「彼はショーを演じていて、あまりにも恥知らずです。茶番劇を演じていて、あまりにもつまらないです。自分が無辜であるかのように装っています」
徐さんは、生きた人からの臓器狩りなど許せない罪を犯した薄熙来は、即刻死刑に処するべきだと再度訴えます。
薄熙来事件の被害者 徐崇陽さん
「誰であろうと、人の臓器を摘出してはいけません。遼寧省で省長だったとき、こんな許せない罪を犯し、大連の人体実験も彼がやったことです。彼は刃物で切り裂いて、絞殺刑にするべきです」
徐さんによると、薄熙来から受けた拷問と迫害を外部に暴露したため、現在警察からの尾行や監視を受けているそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/10/10/atext981445.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)